行動と結果

行動と結果を結びつける思考法

行動が変われば、会社が変わる

こんにちは、コーチ社労士事務所の池澤です。

日々、経営者や管理職の方と関わる中で、私はある共通の課題を感じます。

それは、
「社員の成長が頭打ちになる」
「やる気はあるのに、成果に結びつかない」
といった悩みです。

これは決して、能力や努力が足りないわけではありません。
本当に大切なのは、行動と思考をどう結びつけるか。
そしてその力を、社員一人ひとりが“自分のもの”にできているかどうかです。

そんな中、私が出会い、実践しているのが原田メソッド。
そこにコーチングの視点を重ねることで、
経営にも人材育成にも、大きな変化が生まれています。

原田メソッドとは?

原田メソッドは、目標達成のためのセルフマネジメント手法です。
「目的」「目標」「行動」「習慣化」を明確にし、自立型人材を育てることを目的としています。

中でも特徴的なのが、「書く」という行為。
毎日、目標達成ノートに目標や行動、ふり返りを書くというシンプルな習慣が、驚くほどの変化を生みます。

書くことで…

  • アイデアが浮かぶ
  • 自分と向き合える
  • 感情を整理できる
  • 忙しさに流されず、本当に大事なことに気づける

つまりこれは、心のマネジメントにもつながるのです。

アナログな作業ですが、だからこそ、人の内面にじわっと届く力がある。
私は、書くことこそ“行動変容”の最初の一歩だと実感しています。

経営にどう活かすか?

  • 社員が“自分ごと”で目標を立てる
  • 行動が見える化され、評価しやすくなる
  • 小さな成功体験を積み重ね、自信につながる

私自身の実践:コーチング×原田メソッド

私は社労士として、またコーチとして、行動と目標を結びつける支援を大切にしています。

私自身も、日々「目標達成ノート」を活用しています。
ある時期、「業務が多忙で、自分の時間がとれない」と悩んでいた時、
原田メソッドに沿って「理想の働き方」を書き出し、
「朝10分の振り返り」「業務終わり10分の振り返り」「週1回の時間の見直し」など、具体的な行動をノートに落とし込みました。

書き続けるうちに、
「何に時間を使いたいのか」「なぜ疲れているのか」など、自分の内面とも向き合うようになり、
結果的に、行動が変わり、生産性も大きく向上しました。

書くことで、思考が整い、行動が変わる。
その積み重ねが、自分自身を変える力になるのです。

まとめ

社員に自律的に動いてほしい――
そう願うなら、まずは経営者ご自身が「目標を持ち、書き、行動する」モデルになることが重要です。

原田メソッドは、行動と思考をつなぎ、変化を起こすための有効な思考法です。
「アナログだけど、本質的」――そんな力を、今あらためて見直してみませんか?
書くときは“えんぴつ”をお薦めします。

目標達成ノートの導入支援や評価制度設計など、ご興味があればお気軽にご相談ください。