
こんにちは、コーチ社労士事務所代表の池澤です。
今回は良い会社=「いい会社」の条件についてお話しします。
先月、弊所では「いい会社」を目指した職場づくりについて研修ミーティングを行いました。
その中で、4つの観点から私たちが大切にしたいことを共有し合い、理想の会社像を改めて再確認しました。
これからも社員一人ひとりの意見を取り入れながら、自分たちの言葉で「いい会社」の条件を深め、理想を実現する道を探求していきます。
いい会社の条件の再定義:働きがい、働きやすさ、精神的・物質的観点
いい会社とは、単に利益を上げることを目的とするのではなく、経営の軸をブレさせない一貫性と、社員との信頼関係を築く姿勢を持ちながら、人と社会を幸せにする経営を実践し続ける会社です。そのためには、以下の4つの観点から良い会社を定義することが重要です。
- 働きがい
- 目的の共有:会社のビジョンやミッションに共感でき、自己実現の場として仕事を捉えられる。
- 成長の実感:挑戦する機会と、それを評価・承認する仕組みが整っている。
- 貢献感:自身の働きが会社や社会にどのように貢献しているかを実感できる。
- 働きやすさ
- 柔軟な環境:ワークライフバランスを尊重し、リモートワークやフレックスタイム制度など柔軟な働き方を提供。
- 公平な評価と待遇:能力や成果に応じた透明性のある評価制度が存在する。
- 安心感:心理的安全性が確保され、社員同士が信頼し合える環境。
- 精神的観点
- 社員の幸福:社員一人ひとりのウェルビーイングを重視し、メンタルヘルスの支援を行う。
- 価値観の共有:個々の価値観を尊重しつつ、会社の文化や目標と調和させる。
- 充実感:仕事を通じて社会に影響を与え、自己実現の喜びを感じられる。
- 物質的観点
- 経済的安定:社員が安心して生活できる給与や福利厚生を提供。
- 継続的投資:社員教育や設備投資を惜しまないことで、働きやすい環境を維持。
- 成果の還元:利益を適切に社員や社会に還元する姿勢を持つ。
「いい会社」に終わりはない
「いい会社」とは最終到達点ではなく、経営者と社員が切磋琢磨し続けるプロセスそのものです。日々、目指すべき姿に少しでも近づこうと努力を重ねる組織が「いい会社」であり、継続的な改善を通じて存在価値を高め続けます。
コーチ社労士事務所代表池澤の思い
私は「いい会社」を目指すお客様とともに歩むことを何よりの使命と感じています。人事労務の専門家として、経営者が理想とする会社像を実現するためのお手伝いをする一方で、社員一人ひとりが輝く職場づくりを支援します。
「働く人が笑顔で、誇りを持って日々を過ごせる職場こそが、いい会社の条件」だと信じています。だからこそ、私たちはお客様の経営理念に寄り添いながら、人材育成や組織文化の改善、法令順守のサポートを徹底して行います。
「いい会社を目指すプロセスに寄り添う」、それがコーチ社労士事務所の存在意義です。そしてその先に、社員も経営者も心から満足できる職場環境が生まれると確信しています。
お客様とともに、理想を形にする旅を続けていきます。
※写真は「いい会社」研修ミーティングに使ったカードです。
いい会社カード研修